マネックス証券は投信積立のポイント還元率が高いと聞いたけど、証券会社としてはどうなの?
マネックス証券は投信積立以外にも優れている点があるから解説していくね!
今回は投信積立のポイント還元率1.1%を誇るマネックス証券のメリット・デメリットを解説していくよ〜!
マネックス証券はポイント還元率が高いだけでなく、『銘柄スカウター』という高機能なツールがあるのも特徴です!
『銘柄スカウター』は投資家の間でも評判の良い分析ツールとして知られています。
もちろん口座開設手数料や口座維持費もかからないからとりあえず開設しておくのもアリ。
ライバルのSBI証券のメリット・デメリットも知りたい人はこちらもオススメ💁♂️
- マネックス証券の基本情報
- マネックス証券9つのメリット
- マネックス証券2つのデメリット
- マネックス証券は開設しておいて損のない証券会社
マネックス証券とは
マネックス証券のメリットやデメリットの説明をしていく前にマネックス証券の基本情報を簡単にご紹介。
マネックス証券の基本情報
口座開設数 | 216万口座(2022年1月4日現在) |
つみたてNISA | 157本 |
投資信託の取扱本数 | 1276本 |
投信積立のポイント還元率 | 1.1% |
ポイント投資 | マネックスポイント |
外国株式の取扱 | 2カ国(米国・中国) |
iDeCoの取扱本数 | 27本 |
IPO実績数 | 72社 |
国内手数料 | 1日の約定代金100万円まで手数料550円(一日定額コース) |
米国株手数料 | 約定代金の0.495% |
マネックス証券の主な基本情報はこんな感じ。
今回はこれらの数字も使いながら、マネックス証券のメリット・デメリットを解説していくね。
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マネックス証券はSBIや楽天に比べると、見劣りする部分もあるんだけど、マネックス証券にしかないメリットもあるんだよ!
マネックス証券9つのメリット
ではまずはマネックス証券のメリットについて解説します。
僕が考えるマネックス証券のメリットは主に9つあります。
- 米国株の取り扱いに強い
- 完全平等にIPOに参加できる
- ポイント投資ができる
- 100円という少額から始められる
- クレカ決済で投信積立がお得
- 高性能な分析ツールが充実している
- NISAやiDeCoの手数料が抑えられる
- ワン株(単元未満株)で取引できる
- 『貸株サービス』で金利を受け取れる
メリット①:米国株の取り扱いに強い
マネックス証券と言えば、「米国株」と言う程に米国株の取り扱いには強い。
米国株式 | 4526本 |
米国ETF | 359本 |
2大ネット証券の呼び声高い楽天証券が約4600本でSBI証券が約5000本の取扱があるので、見劣りしていない事が分かる。
また、取扱銘柄数が多いという訳ではなく、VTIやQQQなど米国ETFの中でも人気の13銘柄の買付手数料をキャッシュバックする『米国ETF買い放題プログラム』なども行っており、米国投資に力を入れている事が分かりますね。
米国株の取引を行う場合はSBIや楽天以外にマネックスの選択肢を入れておくのもオススメかな!
メリット②:完全平等にIPOに参加できる
続けて、完全平等のIPOに参加できるのも魅力的です。
マネックス証券では取引実績や預かり資産に関わらず、当選確率が平等です。
例えば、SBI証券ではIPOチャレンジポイントというポイントがあり、申込する程ポイントが貯まっていき、そのポイントが多い程、当選確率が上がる様なシステムになっています。
マネックス証券はその様なシステムではなく、公平な抽選方法になっている為、誰にでも平等にチャンスがあるのが良いですね。
ちなみにマネックス証券はIPO銘柄数も多く、日本で2021年に上場した125社のうち約60%の72社を取り扱っていました。
IPO取扱銘柄数の1位はSBI証券が122社取り扱っている為、IPOするならSBI証券の方がオススメです。
しかし、マネックス証券では完全平等にIPOに参加できるので、マネックス証券でもIPOに申し込む事で抽選確率が上がるのもポイントです。
実績や申込回数などに左右されず、平等に抽選が受けられるのはメリットですね!
メリット③:ポイント投資ができる
マネックス証券ではポイントを使って投資できる点も魅力的です。
マネックス証券で使えるのはマネックスポイント。
楽天ポイントやTポイントに比べたら、馴染みがない人も多いのではないでしょうか?
マネックスポイントの貯める為には以下の3つ方法があります。
- 投資信託を保有して貯める
- マネックスカードのショッピングで貯める
- マネックスカードの投信積立で貯める
特にマネックスカードの投信積立は還元率が高いのでオススメです。
ちなみにマネックスポイントで投資ができるのは投資信託のみなので気を付けてください。
日本全体の現状として投資は怖いというイメージは未だに根強いと思います。
自分のお金で投資を始めるのは怖いって思う様な人でもポイントなら始めやすい。
ポイントであれば、最悪無くなってもダメージは少ないしね。
マネックス証券をメイン口座にする場合はマネックスカード必須だよね
メリット④:100円という少額から始められる
マネックス証券では100円と言う少額から投資を始める事ができるのも魅力的ですね。
投資を始めるのが怖いって人でも100円からなら投資を始められるんではないでしょうか?
まずは少額から始めて慣れてきたら金額を上げていっても大丈夫ですよ。
やっぱり投資は損するというイメージが先行しているので損しても大丈夫って金額で始めてみるのは大切かも
メリット⑤:クレカ決済で投信積立がお得
マネックス証券では投資信託の積立購入をマネックスカード決済で行う事で1.1%還元してもらえます。
証券会社+決済方法 | 還元率 |
マネックス証券+マネックスカード | 1.1% |
SBI証券+三井住友カード(NL) | 0.5% |
楽天証券+楽天キャッシュ | 0.5% |
ちなみに国内株式個人取引シェアNo.1のSBI証券のクレカ決済による投信積立は通常の三井住友カードを使うと還元率が0.5%で楽天証券での楽天キャッシュ決済でも0.5%なのでマネックス証券の1.1%がいかに高還元か分かると思います。
さらにマネックス証券では『投信保有ポイントプログラム』というのサービスがあり、投資信託の保有残高に対して、ポイントが還元されるので、投信積立を行うのであれば、オススメできる証券会社です。
ちなみに100円という少額で投信積立に対応していますが、ポイント還元される投信積立の上限額は50,000円になっているので注意して下さい。
これから投資信託を積立したいという人がいるなら、マネックス証券は高還元という点でオススメできる!
メリット⑥:高性能な分析ツールが充実している
マネックス証券の日本株分析ツール『銘柄スカウター』が使いやすすぎると投資家界隈では定評があります。
売上高や業績など決算書には企業分析する為の材料が多数ある中で、どう分析すれば良いのか分からない人は多いと思います。
しかし、そんな悩みも『銘柄スカウター』で解決する事ができます。
- 過去10年以上の長期業績をグラフに表示
- 3ヶ月に区切った業績表示
- 10年スクリーニング
- 理論株価
この様に『銘柄スカウター』では競合他社のスクリーニング機能ではできない分析ができます。
『銘柄スカウター』はマネックス証券を口座開設する事で使える様になりますから、ぜひ開設して使ってみる事をオススメします。
ちなみに口座開設や口座維持に手数料はかかりません。
『銘柄スカウターを使う為だけに口座開設しておくのもあり!そのくらい超有料級の分析ツールだよ!
メリット⑦:NISAやiDeCoの手数料が抑えられる
マネックス証券でNISAやiDeCoを利用すれば、手数料を抑えて取引する事ができます。
まず、NISAやつみたてNISAでの買付時申込手数料は全銘柄無料です。
さらに、NISAでは国内株式の売買手数料が無料なだけでなく、米国株・中国株の買付時くない取引手数料も実質無料です。
また、iDeCoにおいては運営管理手数料が0円の為、口座管理手数料が最安の171円で取引できるのも魅力的ですね。
NISAもiDeCoも長く運用するなら、手数料が極力低い方が良いよね!
メリット⑧:ワン株(単元未満株)で取引できる
株式投資というのは通常100株単位で取引が行われます。
しかし、100株単位で取引する場合はかなり大きな金額が投資する際に必要になる場合が多いです。
その為か近年、1株単位で取引ができる証券会社が増えている傾向があります。
そして、マネックス証券もその一つで1株から取引できる証券会社です。
1株で取引できれば、小さい金額から投資を始める事ができるのが大きなメリットです。
そして、マネックス証券でワン株を使う事には5つのメリットがあります。
- 買付手数料が無料
- 配当や優待など通常の株と同じ権利を得る事ができる
- NISA・ジュニアNISAでも買付手数料無料
- 貸株サービスの対象になっている
- 注文方法が成行のみの為、シンプルである
もし、1株から小さく投資を始めたいと思っているなら、マネックス証券でワン株を使って取引してみよう!
楽天証券では1株から取引できないからマネックス証券でできるのはいいね!
メリット⑨:『貸株サービス』で金利を受け取れる
マネックス証券では『貸株サービス』でコツコツ金利を受け取れるのも嬉しいですね。
投資家が保有している株券などを証券会社に貸し出して、金利を受け取る事ができるサービスの事
- 高水準の貸株金利
- 株主優待・配当金自動取得
- 代用有価証券も貸出可能
- 都度の貸出設定不要
- 貸出中でも売却可能
長期で保有し続ける株であれば、貸し出して金利を受け取るのも賢い選択かもね。
貸株サービスで貸し出された株式は分別保管されず、投資者保護基金による補償を受けられない点は覚えておこう!
マネックス証券2つのデメリット
マネックス証券のメリットを9つ挙げてきましたが、次はあまりオススメできない点を解説します。
僕がマネックス証券のデメリットであり、改善してほしいと思っていることが2つあるので紹介します。
- 外国株の取り扱いが少ない
- 手数料が割高になる可能性がある
デメリット①:外国株の取り扱いが少ない
マネックス証券で取り扱いがある外国株は米国株と中国株のみです。
SBI証券は外国株の取り扱いが9カ国あり、楽天証券は6カ国ありますから様々な国の株を取引したい人にとっては物足りないかもしれません。
もし、多くの国々へ分散投資したいという事であれば、投資信託を購入する事をオススメします。
投資信託であれば、全世界の株式へ分散して投資してくれる商品がありますし、マネックス証券ではクレカ決済の投信積立でお得に買付できるので、様々な国へ投資したい場合は投資信託を活用して下さい。
まあ、そもそも米国株と中国株と日本株以外の国の個別株へ投資する人はそう多くはないだろうからあまり気にならないかもね。
デメリット②:手数料が割高になる可能性がある
マネックス証券では手数料が割高になる可能性があります。
SBI証券や楽天証券では『1日定額制プラン』で1日100万円まで手数料が無料で取引できます。
しかし、マネックス証券ではその様な0円プランがありません。
SBI証券…0円(税込)
楽天証券…0円(税込)
マネックス証券…550円(税込)
取扱銘柄数などに差がなければ、なるべく手数料が安いところで取引した方がお得ですから、割高になる場合はマネックス証券を避けて取引を行うのが賢明だと言えます。
ただし、米国株に強いのがマネックス証券です。米国株の取引回数が多い場合はマネックス証券の手数料は最安値圏ですよ。
まとめ:マネックス証券は開設しておいて損のない証券会社
これまでマネックス証券の基本情報からマネックス証券のメリット・デメリットを説明してきました。
この記事を読んでくれた人はほとんどが理解してくれていると思いますが、マネックス証券はメリットの多い優秀な証券会社です。
特に国内株の分析ツールである『銘柄スカウター』は多くの投資家に支持されており、誰にも秘密にして使いたいと思わせる程のツールです。
口座を開設するだけで使用できる様になりますので、
まだ、マネックス証券を開設していない人がいたら、この機会に必ず開設しておきましょう。
もちろん開設に手数料や口座維持にも手数料はかかりませんので。
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マネックス証券を使って、投資人生をスタートさせましょう!