家計を見直して、上手に貯金したいんだけど、何か家計改善のポイントってあるかな?
もちろん!!家計改善の第一歩は固定費の見直しからやってみよう!
「中々、貯金が出来なくて困ってる」って悩みがある人の大半は収入に対して支出が見合ってないパターンが多いですよね。
自分の収入に見合った支出に抑える事ができれば、誰でも貯金が出来る様になるはずです。
そして、テーマにもある通り固定費を下げる事が出来れば、家計のやりくりが格段に楽になります。
今回は家計改善の中でもとりわけ重要な固定費を下げる方法について解説していきます。
- なぜ、固定費を下げる事が大切なのか
- 定期的に見直すべき固定費6つ
- 固定費見直しのポイントと節約方法
- 固定費見直しの注意点1つ
- 変動費の前に固定費の見直しからやろう
なぜ、固定費を下げる事が大切なのか
家計改善をする際に思いつくのはコンビニやネットショッピングなどでの無駄遣いを無くしたり、外食を減らして自炊を行うなど身近な改善点は多く存在すると思います。
コンビニやネットショッピングでの買い物や外食などは総じて変動費と呼ばれています。
確かに変動費の改善も家計改善には必要だと思いますが、変動費って常にコントロールできますか?
変動費のコントロール…。冠婚葬祭での出費などはコントロールできないかも。
そうなんです。変動費って物欲を我慢すれば、防げる出費だけではないんです。
変動費の中には自分ではコントロールできない出費も存在するので、変動費の改善を行ったところで効果は月によってバラバラになってしまうんです。
だから変動費って言うんですけどね。笑
それに対して固定費はどうですか?
固定費のカテゴリーを一部抜粋すると住居費や保険料、通信費やサブスク代などが挙げられますが、それらって月によって大きく変動する事ってないと思います。
要するに固定費というのは一度、見直して下げてしまえば、節約の効果が持続するんです。
この様な観点から固定費を下げるのが家計改善には有効と言われています。
定期的に見直すべき固定費6つ
固定費を見直す事が重要だと分かった所で次は本題の固定費を見直す方法について解説します。
見直すべき固定費のカテゴリー6つ
- 住居費
- 水道光熱費
- 保険料
- 通信費
- 車の維持費
- サブスク
結構、盛り沢山だね…。見直し大変そう。
確かに多少手間はかかるけど、一度見直せば効果は持続するよ!
①住居費の見直し
固定費の中でも大きな割合を占める住居費の見直しは賃貸でもマイホームであっても重要です。
一般的に住居費は手取り額の1/3以下に抑えるのが好ましいと言われています。
もちろん、収入状況などにより最適な割合は変化すると思いますが、目安として活用してみて下さい。
賃貸の場合:家賃が安い部屋へ引っ越しを検討する
家賃が2万円下がれば、年間24万円の固定費削減に繋がります。
引っ越しをする際には不動産屋への仲介手数料や、敷金・礼金、引っ越し業者へ支払う費用などを考慮すると引っ越しできないと考える事もあると思います。
しかし、年間24万円の節約になれば、最終的に初期費用を支払うよりも引っ越しした方が節約の効果が高くなりますよね。
郊外の物件を借りたり、絶対に譲れない条件以外を妥協する事で大幅に家賃を下げられる可能性があるので、収入に対して見合ってない物件に住んでいると思われる方は引っ越しを行い、家賃を下げましょう。
家賃が下がると、毎月貯金が格段にしやすくなると思うよ!
マイホームの場合:繰上げ返済や借換えを検討する
既にマイホームに住んでいる方は賃貸の方の様に引っ越しして住居費を下げるという手段を使うのが難しいので、繰上げ返済や借換えを検討しましょう。
2種類の繰上げ返済
- 返済期間短縮型:毎月の返済額は変えずに返済期間を短縮する方法
- 返済額軽減型:返済期間は変えずに返済額を少なくする方法
一般的に節約の効果は「返済期間短縮型」>「返済額軽減型」になります。
どちらにせよ、節約には繋がりますから余力があるなら検討してみて下さい。
ただし、現在の低金利下では繰上げ返済よりもその分を運用に回す方がトータルで見れば、有効かもしれませんね。
その他にも借換えという選択肢も節約には有効です。
ただし、借換えを行う場合には手間がかかる上に手続きにまとまった費用が必要になります。
もし、借換えを検討する場合はお得になるかどうかも含めて、専門家へ相談してから行う事をオススメします。
モゲチェックを使えば、スマホを使った入力5分で減らせる額とオススメの銀行が分かります。
もちろん利用は無料で、住宅ローンのプロにも質問・相談ができるサービスで平均削減額は約210万円らしい…。
それだけ住居費が浮いたら、生活が一段と楽になると思いますよ!
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どうせ無料だし、使ってみて安くなったら嬉しくない?
②水道光熱費の見直し
水道光熱費も立派な固定費の一種です。
使い方は同じでも工夫次第で安く抑える事ができます。
電気代
電気代について今、使っている契約プランを見直す事で節約に繋がります。
また、電力会社自体の見直しも節約に繋がります。
この様に契約プランを見直したり、電力会社を見直すだけで使い方を変える事なく、節約に繋がるのでオススメです。
ガス代
ガス代についても電気代と同様です。
今、使っている契約プランを見直す事で節約に繋がります。
また、ガス会社を見直す事も節約に繋がります。
さらに、電気とガスのセットプランを契約する事で、料金が割引され、同時にお得に節約できるので試してみて下さい。
水道代
水道代についてはお住まいの行政による管轄毎に料金が決まっている為、使用量を節約するしかありません。
使用量を節約する為の工夫
- 節水シャワーヘッドに交換する
- お風呂のお湯を選択に再利用する
この様に使用量を節約する事で料金を下げる事はできます。
しかし、ストレスになる様な過度な節約にならない様に注意して下さい。
③保険料の見直し
一昔前までは将来に備えて、漠然と何かしらの保険に入っている事が当たり前でした。
しかし、その様な漠然とした理由で加入している保険の契約内容や保障内容はしっかり把握できていますか?
中には無駄に保険料だけ払い続けている様な保険もあると思います。
その様な保険を見直す事も節約に繋がります。
本来、最適な保険というのはライフステージにより変化していくものなので、独身の時に契約していた保険は家族ができると同時に見直すべきです。
そもそも、国民保険という最強の保険に日本国民は加入しています。
保険に加入する場合は公的保険の全体図を把握してからでも遅くありません。
個々の状況によって、最適な保険は変わってきますが、目安としては生命保険料控除の範囲内で保険を契約するのがオススメです。
控除の範囲内であれば、控除にもなる上に無駄な保険は削ぎ落とされた状態になっている事が多いです。
全員ではありませんが、迷った場合は基準として活用してみて下さい。
高額療養費制度や医療費3割など国民保険は最強だよ!
④通信費の見直し
私たちの生活に欠かせないものそれはスマートフォンやインターネットですよね。
実際、僕の記事もIpadで執筆していますし、家ではWi-Fiを繋いで使用していますから、切り離す事はできないものになっています。
その様な通信費においても節約する方法はあります。
個人的には通信費の見直しが1番即効性があるかなと思ってますね。
大手キャリアから格安SIMへ切り替える
大手キャリアから格安SIMへ切り替える事で大きな節約に繋がります。
実際、大手キャリアで毎月8,000円くらい払っている人が格安SIMへ切り替えると毎月のスマホ料金が5,000円くらい下がります。
5,000円も通信費が下がれば、年間で60,000円の節約になりますから節約効果の高さが分かると思います。
契約プランを切り替える
大手キャリアや格安SIMを利用している中でもプラン自体の見直しを行う事で節約に繋がります。
例えば、毎月のデータ使用量が15GB以下なのにデータ使い放題のプランに入っている人などは契約プランの見直しで料金が下がる可能性が高いです。
インターネットはテザリングで済ます
自宅でのインターネット使用量が少ない場合はスマートフォンのテザリング機能だけで事足りるケースもあります。
そうなれば、インターネット料金の大幅な節約に繋がりますから一度、試してみると思わぬ固定費削減に繋がります。
また、電気代同様にスマートフォンとインターネットのセットで割引されるプランもありますから検討してみて下さい。
僕も大手キャリアから格安SIMに変えた時はスマホ料金が下がりすぎてびっくりした!
⑤車の維持費の見直し
車も住居費同様に大きな割合を占める固定費の一つですよね。
物価が上がる中、給料が上がらない日本では車を購入しないという選択を取る若者も増えた様に思います。
車の維持費見直しに有効な5つの方法
- カーシェアリングを利用する
- 駐車場を変える
- 自動車保険を見直す
- 車検の安いところを探す
- 維持費の安い車を選ぶ
車に対する価値観は人それぞれあり、良い車に乗る為に仕事を頑張っている人などもいると思います。
なので、車の維持費を下げて、家計改善を行いたいという人だけこの方法を参考にしてみて下さい。
僕も車の維持費が高いから車はカーシェアで必要な時だけ使ってるよ!
⑥サブスクの見直し
サブスクの見直しも重要な固定費の一つです。
定期購読・会費という意味の言葉で毎月定額の料金を支払い購入しているサービスの事を指します。
サブスクの例を実際に挙げてみると、NetflixやAmazon prime、YouTubeプレミアムなど多くの人が娯楽や利便性の為に契約しているサービスが多いと思います。
確かにサブスクというのは契約していれば使い放題のサービスをいつでも使える上に金額もそんなに高額ではないというのが魅力です。
ただし、その分使っていなくても解約する事なく放置しがちです。
月に1回も使わない様なサブスクを契約している場合はそのサブスクを解約するだけで固定費が下がります。
例えば、月額990円のサブスクを解約するだけで990×12ヶ月=年間11,880円の節約になります。
期間を決めて、定期的に見直しを行う事をオススメします。
僕もサブスクは使わなくなる事があるので、定期的に見直して解約する様にしています。
固定費見直しの注意点1つ
ここまで固定費を見直す為の方法などを具体的に挙げて、解説しました。
しかし、固定費の見直しは家計改善には非常に重要な要素でありながら、注意してほしい事もあります。
固定費見直しに関する注意点1選
- 生活の質を落としすぎない様に注意する
生活の質を落としすぎない様に注意する
固定費というのは住居費や水道光熱費、サブスク、通信費など生活に密接に関わる費用が多いです。
その分、費用を下げる事でその質が大きく落ちる事が懸念されます。
家で例えると分かりやすいのですが、家賃30万円の家から10万円の家に引っ越す場合は固定費は大幅に下がるかもしれませんが、それに伴い生活の質も大きく落ちます。
質の低下は気にならない人が行うのであれば、問題ありませんが、無理に質を落としすぎると反動で大きな買い物を行なってしまう可能性などが考えられるので気をつけて下さい。
せっかく家計改善する為に固定費を見直したのに変動費がその分上がってしまっては意味がありませんからね。
固定費削減は一回行えば、自動的に節約ができる点が魅力的なので、無理な節約でストレスが溜まるのであれば、やり方を考えた方が良いかもしれません。
まとめ:変動費見直しの前に固定費見直しから行おう
ここまで固定費の見直し方法について解説してきました。
何度も言いますが、固定費というのは一度見直す事ができれば、半永久的に効果が持続する点が魅力的です。
変動費の見直しも大切ですが、変動費は自分では制御できない出費もあるので、取り組む優先順位が高いのは固定費>変動費になると思います。
もちろん、固定費の見直しが大体終わったら、徐々に変動費の見直しも行っていく必要があるかなと思います。
固定費の見直しを行い、浮いたお金は資産運用に回すのがオススメです。
浮いたお金に働いてもらえれば、資産が指数関数的に増えていきます。
最初に取り組むべきオススメはつみたてNISAです。詳しくは下記にリンクを貼っておくので、見てみて下さい。